川の流れのように、2024年もあと2日

2024年12月29日

2024もあと2日、今年も仕事中心の1年でした。

今年11月、思い切って前にいた1階の事務所を戻しました。

コロナが猛威を振るっていた時、これからは仕事もリモートに・・・と思い、一般の共同住宅の中に事務所を移転して2年半。

コロナが下火になると、やはりface to face の時代に戻ってきました。

 

我々業界も大きな変化があった気がします。

端的に言えば、不動産売買の調査、それを書面による明文。昔のように、「儂に任せてくれたらいい・・・」という時代は、既に遠い昔の事となりました。

40年近く、この業界に携わり、「儂に任せたらいい・・・」という時代から、売主・買主が売買の物件に対して、それなりの理解をしてからの契約を行う、そんな時代になりました。

 

それは、今年、若い世代の不動産会社と売買をしました。

私が売却依頼を受け、若い不動産会社の若者が購入者をつけてくれました。

当然、私が重要事項説明書・契約書を作成し、若者に確認してもらったところ、特約事項の欄に、私が書込んだ10項目とは別に10項目が追加記載されて戻ってきました。

最初、それを見た時はチョット腹立たしさを感じましたが、冷静に考えると「もっともな事」を書き添えていました。

冷静になり「これからは、若い世代の業者に教えてもらう」そんな時代になった事を感じました。

それに伴い、PCを通しての情報伝達。私は、何とかパソコンを使いこなして仕事をしていますが、我々以上の世代の業者はかなり苦しいようです。

同世代の同業者でも、PCを使えない業者は淘汰されています。

 

購入者の世代も若くなり、「一生の間に、家は必ず持つ」という時代ではなくなったことを、痛切に感じた1年でした。

来年は、若者に媚びることなく、若者に教えを請いながら・・・仕事に携わろうと思います。

写真の豪川を流れる船のように・・・・時代の流れに乗りながら

 

*今日から1月3日までお休みとさせて頂きます。

皆様方には2025年がより良い年になりますように・・・・

 

伏見豪川の流れにそってすすむ観覧船。2024年が遠ざかっていく気がします。

豪川6
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